自分の体の中を流れている血液がどうなっているのか? 重要な仕事をキチンとこなしています!
血液の流れは、自分でコントロール出来る訳でなく、むしろどうなっているのかを知らないのが実情である。
血液は、体の隅々まで酸素と栄養を運ぶ重要な役割を担っていると同時に、老廃物や過剰な物質を運び出し、体外に排泄するという大切な働きをしています。その血液の半分以上は血漿(けっしょう)という液体。そして、血漿のほとんどが水でできています(血漿の水分は91パーセント)。血漿にはタンパク質などさまざまな成分が溶けていて、体に必要な栄養や酸素は、この水分にのせて運ばれているのです。蛋白質,糖質,脂質,電解質,無機質,酵素,ビタミン,ホルモンなどが溶解している。
血液の流れの速さは安静時でも1分間に全身を1回りするほどで、運動時にはその数倍にも達する。血液の働きは、おもに流れることによって物質を運搬することにある。物質の運搬とは次のようなものである。
(1)肺から取り入れた酸素を組織細胞にまで運び、組織からは二酸化炭素(炭酸ガス)を肺に運んで外界に放出させる。 その他のガス(ニンニクの臭いなど)の排出も同じです!
(2)消化管から吸収された栄養素をまず肝臓まで運び、ついで全身の細胞まで運搬する。
(3)組織の分解産物で生体に不要となったものなどを腎臓(じんぞう)に運び体外に排泄(はいせつ)させる。
(4)内分泌腺(せん)から血液中に分泌されたホルモンを、その作用する器官・組織にまで運ぶ。
(5)体温を均一に保つ。体温が均一に保たれるのは、安静状態では肝臓、心臓、腎臓などの内臓で、運動時には筋肉などでつくられる体熱を、血液が循環して、全身に均等に分布させるという働きによるものである。
そのほか、生体に侵入する細菌、異物などを破壊、無毒化するなどの生体防御作用も備えている。
血液は、体の隅々まで酸素と栄養を運ぶ重要な役割を担っていると同時に、老廃物や過剰な物質を運び出し、体外に排泄するという大切な働きをしています。その血液の半分以上は血漿(けっしょう)という液体。そして、血漿のほとんどが水でできています(血漿の水分は91パーセント)。血漿にはタンパク質などさまざまな成分が溶けていて、体に必要な栄養や酸素は、この水分にのせて運ばれているのです。蛋白質,糖質,脂質,電解質,無機質,酵素,ビタミン,ホルモンなどが溶解している。
血液の流れの速さは安静時でも1分間に全身を1回りするほどで、運動時にはその数倍にも達する。血液の働きは、おもに流れることによって物質を運搬することにある。物質の運搬とは次のようなものである。
(1)肺から取り入れた酸素を組織細胞にまで運び、組織からは二酸化炭素(炭酸ガス)を肺に運んで外界に放出させる。 その他のガス(ニンニクの臭いなど)の排出も同じです!
(2)消化管から吸収された栄養素をまず肝臓まで運び、ついで全身の細胞まで運搬する。
(3)組織の分解産物で生体に不要となったものなどを腎臓(じんぞう)に運び体外に排泄(はいせつ)させる。
(4)内分泌腺(せん)から血液中に分泌されたホルモンを、その作用する器官・組織にまで運ぶ。
(5)体温を均一に保つ。体温が均一に保たれるのは、安静状態では肝臓、心臓、腎臓などの内臓で、運動時には筋肉などでつくられる体熱を、血液が循環して、全身に均等に分布させるという働きによるものである。
そのほか、生体に侵入する細菌、異物などを破壊、無毒化するなどの生体防御作用も備えている。
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