登山の水分補給にお茶は厳禁です! 発汗と放尿のダブルパンチで熱中症の危険!!

登山の水分補給に、お茶を持っていく人がいますが、これは絶対に止めた方が良いです!

 緑茶・紅茶・コーヒーなどには、カフェインが含まれているので、利尿作用があります! つまり飲んだ水分以上に利尿を促します!体の水分を余計に排出させる作用があるといくことです! これを利尿作用といいます!カフェインを含有する飲み物を登山中に飲むのは、小便を促しているようなものです! 登山中にお茶を飲む人がよく小便をするのを見かけます! 安易に考えている人もいるので、自然保護の観点からも慎むべきです!
 汗を掻いたら、即水分補給と考えるのもどうかと思います。体の水分のしくみを知って、自分の体のことを知って、また喉の渇き具合の生理現象に従って、水分補給すべきと思います。

 暑い最中、汗を大量に掻いたときは、水分だけでなく、塩の補給も必要です!体は、塩分やミネラル成分の濃度もコントロールしていますが、発汗は、水分でなく、塩分やミネラルも含む体液の放出なのです!塩分をはじめとしたミネラル分も放出されると体の機能低下(=熱中症)を引き起こします!こんなときは、水分補給だけでなく塩分の補給も必要なのです!

 私も、午後からの登山で、30度越えの最中、大汗をかきながら上った経験があります。持って行った水分はポカリスウェット1本(500ml)と紙パックジュース2本(2*200ml)。上りで、相当な汗を掻いたが、水場もなく、持参分の水分補給のみ。下りでは、空状態! 車の中には、ポカリスウェットがあるので、到着後がぶ飲みしました。ところが、体がクラクラとめまい現象!!(=熱中症) 塩分補給が足りない!と判っていても、口回りの自分の掻いた汗の塩分を舐める程度でした。これに懲りて、バッグには、塩分も常備するようにしています。その山は、8月3日に登山した荒島岳です

 この水分補給は、ランニング、特にマラソンなどの長距離走にも云えることです!

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック

  • レイバン ウェイファーラー

    Excerpt: 登山の水分補給にお茶は厳禁です! 発汗と放尿のダブルパンチで熱中症の危険!! いつまでも元気でいたい岩元英隆/ウェブリブログ Weblog: レイバン ウェイファーラー racked: 2013-07-03 23:10