近畿地方では木枯らし一号は吹いたが、関東地方では、まだ吹かない! いつ吹くのでしょうか?

木枯らし一号は、近畿地方では、2012年10月29日 14時9分に吹いたのですが、関東地方ではまだです!いつ吹くのでしょうか? ちなみに去年は関東地方が10月26日で、近畿地方が10月25日でした。
気象庁によりますと、以下の定義です。
 10月半ばから11月末にかけて西高東低の冬型の気圧配置になった時、北よりの風速8メートル以上の風が吹くとその風を「木枯らし」と認定する。そして毎秋最初の木枯らしを木枯らし一号(こがらしいちごう)として発表する。関東地方における1992年から2001年の10年間の平均では11月7日頃である。「木枯らし二号」や「木枯らし三号」もあり得るが、発表は行われない。なお「木枯らし一号」は関東地方(東京)と近畿地方(大阪)でしか発表されない。
 関東地方で最も遅い木枯らし一号は、1993年11月22日である。

尤も木枯らしのしくみはこうである。

 ユーラシア大陸から日本に向かって吹いてくる冬の季節風が日本海を渡る時に水分を含む。そして一般に日本列島の中央部には連山があるために、日本海側ではこの風が時雨となって雨や雪を降らせて水分を失う。結果、山を越えた太平洋側では乾燥した空気となり、これが吹き抜けることによって木枯らしとなる。
 日本海側では、時雨の季節で、雨から白いものに変わるのですね。


木枯らしは、『一号』。春は『一番』。今、春一番のことをいうのは、違和感があるので、省略しますが、やはり風速8メートル以上の風です。
 
木枯らし一号が来ないと季節が変わらない!? いつ吹くかな?木枯らし一号!

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