健康管理とは！？ 自分の体のことを知って、免疫力を知って、運動能力を知って、自己管理することです！

　自分の体のこと、生体の生理現象など意外と知っているようで知らないことがたくさんあります。　今回は免疫に関することを確認しましょう！　
　私たちの体は皮膚で覆われていて、ほとんどの細菌などから物理的に遮断できるようになっている。しかし生体は外界に対して完全に密閉することはできない。　肺、腸、性尿器路の開口された部分を守るには独自の働きを持つ作用で守られている。　肺と気管では、咳やくしゃみの気流と繊毛の動きによって、病原体などを機械的に外に出すようにする。涙や尿を流す行動も病原体を機械的に追い出すし、呼吸器の呼吸管や消化器の唾液や胃腸管から分泌される粘液には、微生物を捕らえ絡み取る働きもある。

　これらの生体の防御システムを潜り抜けて侵入する病原菌に対しても、さらに独自の防御システムがあるのです。それが一般的に言う免疫というシステムです。
　免疫とは、ヒトや動物などが持つ、体内に入り込んだ「自分とは異なる異物」（非自己）を排除する、生体の恒常性維持機構の一つである。一般に、薬物や化学物質などの排除には、肝臓の酵素による代謝が働くのに対し、免疫はそれよりも高分子であるタンパク質（ヘビ毒やハチ毒など）や、体内に侵入した病原体を排除するための機構として働くことが多い。特に病原体による感染から身を守るための感染防御機構として重要であり、単に「免疫」と呼ぶ場合には、この感染防御免疫のことを指す場合も多い。

　免疫細胞とは生体を防御する役割をもった細胞です。免疫の要となるのは、白血球の中のマクロファージやリンパ球と呼ばれる免疫細胞です。リンパ球はＴ細胞、ＮＫ（ナチュラルキラー）細胞、Ｂ細胞で構成されてます。
ＮＫ細胞は内的、外敵を直接、短期間で破壊、駆逐する強力な免疫細胞です。
これらの免疫細胞が常時、外部からの病原体を発見し連携して攻撃処理してくれるのです。体の中にこうした免疫の働きがなければ、病原体に体を乗っ取られて命を奪われてしまいます。
　免疫力を高めることで病気にならない！　免疫力を高めて自然治癒力を高めることが、病気の治療にも非常に有効です。

　この免疫力は、個人差が非常にあります。人ごみの中にはかなりの病原菌が漂っています。こうした所に出入りするだけで感染してしまう人もいます。マスクなどしていても、うがいや手洗いをしても、風邪などひいてしまう人。仕事を夢中で頑張り過ぎて、終わって疲れをドッと感じて体調を崩す人など・・・・・いかにも弱弱しい人もいれば、２０～３０年来風邪一つひかずに元気な人もいます。　こうした違いが免疫力の差によるところです！

　私も、２０年来風邪をひいてことがありません。風をひいたのは４５歳の時に平塚から郡山に単身赴任の転勤をした時でした。当時は車免許が無くて、バス＆徒歩の通勤でした。真冬の強烈な吹雪の中も歩きました。完全防寒の服装も歩きで体の中は大汗でした。　汗で体を冷やして、風邪をひきました！　印象的な出来事でした。この時に車免許も取りました。それ以来、運動習慣も身に着けて、体力も向上させました。

　運動習慣が最も、免疫力を向上させます。年を取ると共に免疫力は低下していきます。体はいつまでも若くはありません。ただし、低下した免疫力を向上させることが出来るのが運動です。運動によって、筋力も維持・向上させることができます。どれぐらいの運動が出来るかという身体能力を市って、自分の実力を知って、目標を掲げて常に努力するのです。　　自分のことですから、己を知って、己をどうするのか決めるのです。すべて自己管理です。情報も自分で必要に応じて取り、自分で活用するのです。