お腹の『グ~!』を聞いて、腹が減った!と感じる人は、修業が足りない!? 何?どういうことだ!?

 体のエネルギーバランスの話で、ダイエットのコントロール術を説明しましたが、体で産生されるエネルギーについて、もう少し詳しく説明しながら、ダイエットとの関連を明確にしていきます。 
 先ず、基礎代謝ですが、生きて行くのに欠かせない働きです。 脳・神経をはじめ、五臓六腑などの内臓臓器を動かすエネルギーです。 糖分や脂肪にタンパク質などが使われます

 その中でも脳や神経など中枢の指令指示系統のエネルギーは、糖分だけです。 これは重要なポイントです。 お腹が『グ~! グ~!』と鳴るのは、この脳が新鮮な糖分をよこせ!と命令しているのです! この糖分は、肝臓にグリコーゲンとして貯蔵されていますが、1日に3度の食事が必要なように、この貯えが少なくなると、脳の命令で、胃を収縮させて、『グ~!』と出させて、空腹感を発して、早く糖分を補充しろ! ということなのですが、 我々凡人は、お腹の『グ~!』を聞くと、空腹感を感じて、腹一杯食べようとします。 ダイエットの極意ではここで待った! です。 グリコーゲンの貯蔵満杯以上に炭水化物(=糖分)を食べると脂肪として肥満になります。 昼は、麺類好きの人が多いが、これは摂り過ぎに注意です! 肝臓のグリコーゲン貯蔵量が見えると良いのですが・・・・ ラーメンに丼ご飯は非常に多いです!

 この『グ~』を久しく聞いていない人もいると思います。このタイプの人は、間食を摂って太っている人です。 間食を止めて、『グ~』の音を聞いてみてください!

 朝ごはん抜きの人は、10時ぐらいから11時にかけて、『グ~』が連発します! これこそ脳が早く糖分をよこせ!の緊急指示で、仕事や勉強に集中出来ない!(脳がさせない!糖分の補給が先だ!の指示) 食事にも余裕が無くて、腹一杯食べます! 早食いだとカロリー摂取オーバーの危険!

 食事は、腹八分目で止めるぐらいで、丁度満腹ですよ! 満腹感と摂取量には、タイムラグがあり、早食いの人は、オーバーになりがち! ゆっくり噛んで食べろ! はこのタイムラグ対策にもなります。

 人間の適応能力は素晴らしいもので、胃袋の大きさも、食べる量で変化します。 少食を続けると胃も小さくなります。大太りの人で胃が大きくなりすぎている人は、量を減らすダイエット法として、少食で胃を小さくして下さい!

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