昔から日本人の腸内環境に大きく貢献してきたのが納豆や味噌です。大豆のたんぱく質に食物繊維も豊富!

  腸内フローラに有用な食品のひとつに納豆があります。
 納豆(なっとう)は、大豆を納豆菌によって発酵させた日本の伝統的な発酵食品です。 同じ大豆から造る豆腐は、中国から伝来した食品であります。 納豆は日本で独自に開発された食品です。 日本の戦国時代の保存食として、武将のたんぱく源やスタミナ源ともなっていたようです。 味噌も同様に大豆を発酵させた調味料で、納豆と同様な栄養・効果が期待できます。
 
 納豆の栄養・効果は、すばらしいものがあります。
 ① 大豆由来のタンパク質が豊富であり、現在でも上質なタンパク質源である。
 ② 血液凝固因子を作るのに不可欠なビタミンKが豊富である。
 ③ 食物繊維も100グラム中に4.9 ~ 7.6グラムと豊富に含まれる。食物繊維はオリゴ糖等と共にプレバイオティクスと呼ばれる腸内環境に有用な成分であり、納豆菌はプロバイオティクスと呼ばれ、これも腸内環境に有用と考えられている。 昔から日本人の腸内環境に大いに役立ってきたという訳です。
 ④ 納豆に含まれるジピコリン酸は、抗菌作用がある。
 ⑤ 納豆には血栓を溶かす酵素が含まれている。

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