あまり真剣に考えたことが無い！人に迷惑を掛けないように行いたい”オナラ”ですが・・決め手はあるのか？

　屁（へ）＝おならは、肛門から排出される気体だが、発生量を減らせないか？　屁の臭いを無臭に出来ないか？　と　真剣に考えるコーナーです。
　調べると、平均的には大人は普通１日に合計０．５～１．５リットルの量の屁を５回から２０回に亘って放出するとある。　３～４倍の個人差があるということか！　もっと屁の回数が多いのはどうなる？　
　小腸には、繊維分を分解する酵素がないため、繊維分は小腸で消化吸収されず、大腸へ送られて分解される。その際に発酵してガスが発生する。したがって、食べた物や量、又は体調によりガスの発生が異なってくる。
　野菜、海藻、穀類、イモ類などの食物繊維は、善玉菌の好物です。　食物繊維は大腸でしか分解されないため（善玉菌が分解する）、食物繊維の多い食物を多く食べると、それだけガスの量も多くなる。その際、大腸で乳酸菌などによって水素やメタンのガスが多量に発生するが、全くの無臭である。　イモ屁は無臭です！
ところが、問題の臭いの原因ともなるのは・・・・大腸で悪玉菌の出番です！　肉、ねぎ類、にんにく、にらなど硫黄分が多い食物を食べた時です。
　これらの食物を多く食べると、大腸でウェルシュ菌（悪玉菌）などによって分解されるときに腐敗し、硫化水素、二酸化硫黄、二硫化炭素、インドール、スカトールなどのガスが大量に発生し、匂いの強いガスが発生する。
　この悪玉菌もそれなりの重要な仕事をしています。無くては困る菌なのです。善玉菌とのバランスが大事なのです。　　「腸内フローラ」の理想的な状態は、善玉菌２割：悪玉菌１割：日和見菌７割とのことです。
　肉類を食べなければ良いということか！？　そうはいかない！　肉類からしか摂れない必須アミノ酸の栄養問題がある。　良質のアミノ酸の摂取方法が重要な課題となる。
　美味しい肉を食べたいという欲望を抑えられない！？　たまに食べるぐらいなら良いのでは！？　なんと言っても、結論は栄養バランスの良い食生活ですね。　また腸内フローラを整える大事さです。