美肌効果に注目が集まる甘酒の効用ですが、体の中から、腸内フローラを整える発酵食品です。

 腸内フローラに大事な発酵食品は、何も西洋流のヨーグルトなどの乳製品に頼らなくても、日本古来の食品で充分にまかなえる。納豆に味噌、醤油などの大豆加工品、甘酒の米麹発酵品です。最近、甘酒に関する報道が多々あり、一躍、甘酒がに人気商品になっている。そこで、甘酒の中味を詳しく知りたい。
 そもそも、甘酒には、「酒粕+砂糖」で造るタイプ(少しのアルコール含む) と 全くアルコールが無い米麹発酵品の2種類ある。注目すべきは、米麹発酵品です。体の中から美しくする!美肌を保つ!優れモノです。
 甘酒は名前の如く甘~い飲み物ですが、歴史は古い。甘酒の起源は古墳時代にさかのぼり、『日本書紀』に甘酒に関する記述がある。江戸時代には庶民の味として広く流行った。夏バテを防ぐ意味合いもあり、栄養豊富な甘酒は体力回復に効果的ないわば「夏の栄養ドリンク」であった。甘酒には、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、葉酸、食物繊維、オリゴ糖や、システイン、アルギニン、グルタミンなどのアミノ酸、そして大量のブドウ糖が含まれている。ブドウ糖以外の成分は原料米とのコウジ菌に由来するが、これらの栄養はいわゆる栄養剤としての点滴とほぼ同じ内容であることから、「飲む点滴」と称される所以である。

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