腎臓の役割は?尿を造る。臓器同士のネットワークの要は腎臓!?

 最新医学で、腎臓が私たちの健康寿命を大きく左右する臓器であることが、次々と分かってきている。腎臓は、尿をつくるだけの臓器ではない。自分の腎臓の「本当の役割」を知り、意識的にケアすることで、健康生活を手に入れたいものです。今晩、NHKスペシャルでも「“腎臓”が寿命を決める」というテーマで報道があるので注目です。
 心筋梗塞、脳卒中、高血圧、COPD(慢性閉塞性肺疾患)など、よく知られたさまざまな病気を悪化させる背景に、慢性腎臓病があることがわかってきた。わたしたちの体の中には、臓器同士が連携するネットワークがある。腎臓はそのネットワークの要となっていて、他の臓器と深く結びついている。そのため、腎臓が悪くなると、他の臓器も悪くなる。また、他の臓器が病気になると、腎臓も悪くなるのです。こうした関係は、『心腎連関』 『脳腎連関』 『肺腎連関』 『肝腎連関』などと呼ばれ、医学の世界で重要なキーワードとして、研究が進められているようです。腎臓は健康長寿のカギを握る臓器といってよい程重要です。
 腎臓を守るもっとも基本的なことは、こまめに水分補給すること。水分を適切に補って腎臓をいたわる必要がある。水分補給のコツは、のどが渇く感じがなくても、いつも飲み物を手近において、チビチビ飲みで水分摂取を心がけることです。色の濃い小便が出るようだと、危険と思ってください。即座に水分補給です。私も若い時に水分補給が下手で尿路結石で悲鳴をあげたことがある。
 それから、薬の摂取の仕方です。健康のためにと、余分な薬を飲んでいると、腎臓に負担をかける原因となる。もちろん、腎臓だけでなく、肝臓でも毒消し処理をするので負担がかかる。西洋医学の化学合成した薬は、人体にには無いものがほとんどで体内への吸収は毒扱いで、肝臓で無毒するのです。とくに腎臓に負担が大きい薬の1つに「鎮痛剤」がある。市販の頭痛薬などを『痛くなりそうだから』と頻繁に飲んでいる人は、止めた方が良いです。治らずに困っている人は医者に相談すべきです。

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