えーと、あの人、名前なんだっけ!?顔は浮かぶのだが!名前が出てこない!こうすれば大丈夫です♪

 えーと、あの人、名前なんだっけ!? 顔は浮かぶのだが! と 人の名前が出てこない!これは、誰しも経験があることですね。年を取る程にその傾向は増える!?・・・そんなことはありません!若い人でもあることです!
 人の脳の素晴らしさは解っているが、なぜ名前が出て来ないことがあるのだろう?それは、名前という言葉の記憶が「学習型」であるからです。恐い想いをした記憶や大変な苦労をしたこと、失敗したことなど印象深い出来事は幼少の時期のことでも記憶している。正確には、記憶したことを引き出せる!です。名前の出て来ない人のことでも顔は思出せる=顔は記憶から引き出せるが、名前を記憶から引き出せないのです!そうです、物事を覚えるのと覚えたことを引き出す能力を合わせて記憶能力という。折角覚えても引き出せなければ役立たずです。幼少時期でも怖かった事などを覚えているのは、学習型の記憶でなく、「エピソード型」の記憶だからです。人間の本能的な部分でもある。
 だったら、名前を覚えるのに、エピソード記憶をすれば良いのでは!?という発想です。名前を覚えるのと同時に、その人の特徴、メガネ有無し、趣味、背が高いなどですが、単純に学習型記憶では効果が薄い!のです。脳の原理的には、学習型記憶は、「20秒ルール」です。20秒間繰り返せば記憶できる。子供の漢字の読み書きを覚えるのと同じです。1~3日ぐらいは覚えている=記憶を引き出せる。ところが、1週間もすると全く覚えていない=引き出せない!このことが名前を思い出せないのと同じ現象です。エピソード記憶は右脳型の映像やイメージなどが多い。名前も映像で記憶すればという発想です。”薔薇”という漢字は読めるが、書けない!ということと同じです。漢字をイメージで記憶しているからです。では具体的に名前をどんなイメージや映像にすれば良いのか?その人の顔との結びつけは?単純な答えはない!各人の脳の記憶力によるからです。脳力を使って記憶力をサビさせないことや海馬の中の歯状回の細胞を増やす努力が記憶力アップの秘訣です。子供の漢字覚えでも引き出しの訓練=テストです。繰り返し、繰り返し記憶の引き出し方の訓練をすることです。ですから、名前の記憶も必要な方なら繰り返し引き出し訓練を行うことです。毎月一回は名前のリストを見ながら顔を浮かべる。

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