健康な人でも誰でも、毎日がん細胞が発生しているとは?NK細胞の活性が決め手!?

 「免疫力アップでがん予防」という記事(日経夕刊5月23日)を読み、免疫力を上げるには?と興味が湧き、調べた。
東京大学准教授 中川 恵一氏の記事で、注目すべきことをピックアップすると、
 がんの急増の理由は急速な高齢化にあります。がん細胞は遺伝子の「経年変化」によって、正常な細胞が不死化したものです。毎日体内に発生するがん細胞は年齢とともに増えていきますが、免疫細胞が未然に撃退しています。これを「免疫監視機構」と呼びますが、免疫力も年齢とともに衰えていきます。がんは一種の老化といえる病気ですから、年齢とともに急増します。男性は生涯でがんになる人の割合は6割を超えますが、55歳までは5%程度にすぎません。しかし65歳までだと15%、75歳まででは3割以上となります。
 人生100年時代、セカンドライフをハッピーにするためにも、がんを防ぐことが大事になっています。
という記事だが、さて、免疫とは?免疫細胞とは?免疫監視機構とは?・・・大事なことが不明! 調べました。
 免疫とは、細菌やウイルスなどの外敵が体に侵入してきた時に敢然と立ち向かい退治し、また体内で発生したがん細胞などから身体を守ってくれる働きや仕組みのことをいいます。そういう仕組み全体を免疫監視機構、生体防御システムといい、そしてその重要な役割を担っているのが、血液中の白血球です。白血球は、そのはたらきや形状から以下のように分類されています。血液内には顆粒球・リンパ球・単球があり、顆粒球はギムザ染色による染色のされ方の違いによって好中球、好酸球、好塩基球の3つに分類される。したがって血液内の白血球は通常、好中球・好酸球・好塩基球・リンパ球(B細胞、T細胞、NK細胞)・単球の5種類とされる。・・・非常に難しいです!
 免疫監視機構の主役がNK細胞(ナチュラルキラー細胞)です。人間の体の中にはおよそ数百億ものNK細胞がいて、常に体内をパトロールしています。パトロールしていてがん細胞と出合うとすぐに攻撃し、殺してしまいます。NK細胞が、がん細胞を見つけしだいすぐに殺しているため、健康な人の体内では、がん細胞は生まれてすぐに殺されていくのです。 つまり、NK細胞の活性が高ければ、私たちはがんにはならないのです。
 どうすれば、免疫力を上げられるのか? 当然、血液中の白血球を正常に保つということで、健康的な生活をすることに尽きると思いますが・・・またがん細胞の発生を抑えるには?・・・興味は尽きないが、・・・がん細胞やがん治療など今後の研究に期待するところが大きいです。

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