誤嚥性肺炎とは?『むせる』『咳き込む』は誤嚥の症状!

 歌謡界において唯一無二の存在である作曲家の筒美 京平さんの訃報。2020年10月7日、誤嚥性肺炎のため死去。80歳没。誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)は、胃または口から肺に比較的大量の物質が入ることによりなる肺感染症の一種である。誤嚥とは、本来なら口腔から咽頭、そして食道を通って胃に送られるべき食べ物や唾液が、誤って喉頭と気管に入ってしまうこと。先の加山雄三さんの事例でもラッパ飲みの危険性を指摘した。誤嚥は食事中に限らず、寝ている間に起きることもある。健康な人でも誰でも経験したことのある『むせる』『咳き込む』症状ですが、『むせる』は飲食物や唾液が誤って気管に入ってしまったとき、それを出そうとする反応で、誤嚥が起こっているのです。急いで食べた時など原因が分かっている時は良いが、30〜40代でも、『むせる』やしつこい咳などが“のどの老化”のサイン。まだ若い、と思っていても、よくむせるようになったらイエローカードです。そこで大事なのが”呑み込み力”です。2018年に私は30秒間に16回出来たが、71歳の今は13回で問題ないのだが、回数意識で焦った時に、呑み込むタイミングが作りづらくて苦しい症状がでて驚いた。これはのどの老化と同じサインである。継続的に舌・咽頭の運動を行っていきたい。

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