寝付きの深い眠り(ぐっすり)を得るための科学的アプローチ!
睡眠の質を向上させるには、先ず寝付きでぐっすり寝る時間を出来るだけ多く取ることである。この寝付きの3時間以内に90分間のぐっすり時間が欲しいのです。これをゴールデンタイムという。ゴールデンタイムのぐっすり寝ている間に、体の成長ホルモンの分泌が行われ、筋肉増強が出来るというものです。今までいろんなスタイルの寝付きを試してきたが、どれを取っても60分以上の深い眠り(=寝返り無しで身動きせずに熟睡する)を体験したことが無い。若い時は体が疲れてぐっすり寝られたが、年を取ると難しくなる。酒で寝ても寝返りが多くなりぐっすりには逆効果です。そこで重要なのが、体の深部体温をコントロールすることです。入眠時には深部体温は下がろうとするが、より急速に深部体温が下がる方が寝付きが良くて深い眠り(ぐっすり)も出やすい。寝る前90分に、風呂に浸かって体を温めて(=深部体温を上げる)、足を冷やさないように保って(頭寒足熱)眠気を誘い、布団の中で自然な状態で頭と足と手から放熱させて深部体温を下げる。特に冬場は、風呂上がりで足は「レッグウォーマー」「靴下」で保温する。寝る時に靴下だけを脱ぐ。寒いからと言って靴下を履いたり湯たんぽなどで足を温めて寝ると足から放熱できずに、熱が顔の方にきて火照りで寝付けなくなる。ただしレッグウォーマー装着は良い。私も最近レッグウォーマー装着で少し寝付きが良くなった。部屋の温度・湿度に、布団の環境条件も重要で、目安は少し寒いぐらいの布団の中が良い。深部体温を下げた時(約1度の低下)の条件とマッチして良いと言われる。
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