ニオイバンマツリ（匂蕃茉莉）という木は香りを楽しめる！？

　紫色と白色の花の咲く庭木を近所で見かけて、育ててみたいと思って何という木か分からずに探していた。ハコネウツギのようでもあるが違う。いろいろ調べて解ったのが、ニオイバンマツリという木が非常に似ている。また特徴も興味深いので、購入して育てることにした。
　ニオイバンマツリ（匂蕃茉莉）は熱帯アメリカ原産の低木で、涼しげな花を次々に咲かせる花木です。花が美しく芳香もあるので、東洋のジャスミンとも呼ばれます。花色は咲き進むにつ入れて紫から白に変化するので、1本の木で2色咲きのようになります。英名では花色の変化を由来してイエスタディ・トディ＆トモロー（昨日、今日そして明日）と呼ばれます。丈夫で育てやすく、関東以南の太平洋側など温暖な地域なら庭木にすることもできます。一斉に開花するのは4月下旬～5月上旬頃ですが、その後も断続的に少しずつ秋まで花をつけます。
　和名の匂蕃茉莉は、匂（香り）があり、蕃（外国）からの、茉莉（ジャスミン類）の意味で「香りのある外国からのジャスミン」を意味する。