牧之原台地の茶畑は大井川の河川敷跡で砂利が多いのに驚いた。

 東海道を歩く旅で得られた様々な情報は、思い出として残しておきたい。大井川に架かる蓬莱橋については、全く知らなくて再訪問するきっかけにもなった。行って見て現場を観察して得た情報は前調査(ネット情報)をしのぐもので成果があった。これが現場訪問の良さでもある。蓬莱橋を作った目的が牧之原台地の開拓事業であり、牧之原台地の状況を知らずして、観光化した蓬莱橋の情報にだけとらわれてはいけない。牧之原台地は太古の昔は大井川の河川敷であったのが隆起したもの、大小さまざまな石が多数散在している。そういう所を開墾して茶畑にしたという当時の関係者の苦労は並々ならぬものであったと感心する。今も立派な茶畑を維持管理しておられる農家の方の作業を目にしてきた。
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