一見の価値ある草加松原は、地元の努力によって保存されている。

 日光街道を歩く旅は、観光目的の意識を持ってもそれに値するものが少ない。その中で、これは最高!と絶賛したくなるのが、草加松原「松並木」と「太鼓橋」です。現在の県道49号線(旧国道4号線)の日光街道に沿って、南北1.5kmに渡る松並木です。江戸初期の寛永年間(1624~44)頃に植えられたもので、現存するのは60数本にまで減ったものも、市や松並木保存会、市民らの努力によって現在は634本までに回復しているという。当日も松葉をきれいに掃き掃除しているシルバーの方々がたくさんいた。また松並木に並行して流れている綾瀬川も風情がある(写真の右側)。地元の人の散歩にランニングなど憩いの場でもある。
草加の松並木と太鼓橋.png

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