東海道唯一の海路である七里の渡しは、宮宿と桑名宿を結ぶ船旅だった。

 東海道歩き旅で、七里の渡しは唯一の海を渡る船旅だが今では全く運行なく、仕方なく陸路を国道1号線で歩いた。ところが、よくよく調べると昔から海路(七里の渡し)の他に、陸路(佐屋路と三里の渡し:木曽川)もあったことを知った。宮宿から佐屋街道を歩いて、佐屋宿から木曽川を下る三里の渡しで桑名宿に至る。海に弱い人や女性・子供などは遠回りだがこの陸路佐屋街道を利用していたようだ。起点となる宮宿は熱田神宮への参拝路だし、桑名宿側は木曽三川の氾濫など災害を乗り越えてきた発展の歴史があり興味深い。
宮宿(熱田神宮)の七里の渡し跡

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桑名宿の七里の渡し跡
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