帯状疱疹はどうやって起こるのか?予防にはワクチン接種もあるが、大事なのは自己免疫力です。

 新型コロナでマスクが大流行となった。ウイルス退治が出来ない中、苦肉の策で取り入れた感染予防策のマスクなのに、未だに頼っている人を見かける。新型コロナウイルスは変異を繰り返して感染力は増したが重症化リスクは大幅に低下した。マスクをしていればウイルスはうつらない!と考えているようだが、大きな誤解である。ウイルスは細菌とは異なり、非常に小さく0.5μm未満で電子顕微鏡などでしか見ることが出来ない物質で、自己繁殖は出来ない、人に感染して増殖することが出来る。そんなウイルスの中でも、年寄りに心配なのが帯状疱疹です。体の中にいるウイルスが判らない!自分にはいるのか?今の医学では見つけることが出来ない。敵を知り、それに応じた対応を取らざるを得ない。
 水痘(すいとう:水ぼうそう)と帯状疱疹(たいじょうほうしん)は、どちらも水痘・帯状疱疹ウイルスに感染することでかかる病気です。多くの場合は子どもの頃に、水痘・帯状疱疹ウイルスに初めて感染することで水痘を発症するか、もしくは無症状で感染している場合もあります。水痘が治った後もこのウイルスは脊髄の近くの神経節に眠ったような状態で潜んで残ります。そして将来、加齢や過労、病気などで免疫力が落ちた場合に、このウイルスが再活性化して帯状疱疹として発症するのです。
 この水痘・帯状疱疹ウイルスは、非常に感染力が強い空気感染です。空気中に浮遊する病原体を吸い込むことで起こります。麻疹ウイルスや結核菌などと同じで、感染している人の飛沫から水分が蒸発して乾燥した後も、感染性を保ったまま空気中を漂います。幼い頃に罹ったどうかわからない。私も分らないが、自分の子供たちが水ぼうそうに罹った時に感染しなかったので、水痘・帯状疱疹ウイルスに免疫があるということは罹ったことがあるということ。
 免疫力を保ち続けるにはどうする?健全な体を保つ。寝て食べて運動して明るく、毎日を楽しめる生活が基本ですね。腸内環境を整える、 基礎体温を上げる、 硫化アリルを摂取する、 血液中の白血球を正常に保つなど対策は多岐にわたるが、先ずは自分にあった生活リズムを整えることです。

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