東海道の難所のひとつ、宇津ノ谷峠をどうやって超えるのか!?意外な事実を後で知った。
最近テレビで宇津ノ谷峠(うつのやとうげ)のトンネルの紹介があった。東海道歩き旅でここで苦労した時のことを思い出す。静岡を出発して安倍川を渡り、国1沿いを宇津ノ谷峠まで来て、トンネルだ!トンネルには歩道が無い!車しか通れない!反対側には大きな道の駅の食事場所があるが、歩道橋を渡って行くにはかなりの距離である。どうやってこれから先に進むのか?トンネル近くまで来たら右側に道路があった。よしこれを行こう!坂道を登って行ったら、宇津ノ谷集落があった。食事もできる!?しかし月曜日の週1しか営業なく残念!道は整備されて人も住んでいる。道案内に明治のトンネルに、大正のトンネルとある。迷ったが、大正のトンネルの方が安全だろうと考え選んだ。車も通れる道路だ。トンネルの照明に出口の明かりも見えて安心して通行できた。テレビで見てから、あらためて調べたら、大変な意義ある経験をしたことを知った。いにしえより東西交通の要所であり、難所であった宇津ノ谷峠(うつのやとうげ)には、明治、大正、昭和、平成、それぞれの時代の土木技術を駆使してトンネルが掘られた。明治のトンネルも今でも安全に通れることを知った。日本のトンネル史が集約されたのがこの宇津ノ谷峠であることを知った。写真は私が歩いた大正のトンネルです。
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