快適睡眠の追及中で、未だ満足な成果は出ていないが、自分流の方式は掴めてきた。

 快適睡眠の極意である『頭寒足熱』の頭寒については、脳を冷やし熟睡できる枕『BRAIN SLEEP ピロー』を採用して画期的な向上を得ることができた。足熱については、単純に足を暖めるというものでない。足からの放熱は重要な役割を持つ。深部体温を低下させるために皮膚の表面から熱を放出し、脳や内臓の温度を下げて代謝を下げて休むようにして、疲れやストレスを解消するように働いている。体だけでなく脳も一緒に温度を下げる必要があり、そのコントロールは非常に複雑で難しい課題である。一般的に、体温がピークに達するのは午後4時前後、そして睡眠の始まりとともに低下し一番低くなるのは午前4時ごろで、この変動は1℃ぐらいあるといわれている。睡眠は毎日の繰り返しであり、生活リズムをどのように整えていけば良いのか?毎日、同じような快適睡眠を得ることは非常に困難であり、週間単位で睡眠負債を残さないようにする考え方の方が適切である。その点、朝の起床時刻はほゞ同じになるようにして、寝る時刻を調整するのがやり易い。寝る前2時間までに食事を終える。寝る前90分までに風呂に入り、湯船で体を温める。深部体温を上げて風呂上がりで深部体温をゆっくりと下げる=落差が大きい程寝付きが良くなる。睡眠環境も大事である。個人差はあるが、概ね、頭は12,13度ぐらいで、布団の中は32、33度ぐらいになるように、寝具に部屋の温度など睡眠環境を整える=これが非常に難しい。手先・足先の冷え症がある私には、この問題の同時解決が要るために試行の繰り返しで、未だコレだ!と言い切れるレベルに達していない。スタンフォード大学西野精治博士や柳沢正史博士の睡眠研究内容にも注目しながら、自分に適した快適睡眠を求めて、もう少しの段階と自己分析している。
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