日本最古の流通貨幣と言われている「和同開珎」は、秩父の和銅で発掘された自然銅です。
西暦708年飛鳥時代に、秩父の和銅山で採掘された自然銅が朝廷に献上され、元号が「慶雲」から「和銅」に変わり大慶賀祝典が行われた。銅はそれまで大陸からの輸入に頼っていたが、日本でとれた純銅であることから和銅と呼んだ。4日に幸手権現堂桜堤の桜まつりを観て、秩父市黒谷にある和銅温泉の宿に宿泊した。5日朝に、この和銅遺跡に訪れて「和同開珎」の飛鳥時代に想いを馳せた。よくぞ自然銅を発見した!と感心した。当時の銅山の発見方法は、目視である。銅産地に特有な植物とされる花筏(はないかだ)を目印にし、それが自生する近辺には銅鉱床があるとのコメントもあった。


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